縄文時代 前期~中期 (6000年前~4000年前)

青森県の主な遺跡

縄文時代前期~中期 三内丸山遺跡(青森市)
縄文時代前期~中期 田小屋野貝塚(つがる市)
縄文時代前期~中期 二ツ森貝塚(七戸町)
縄文時代前期~晩期 是川石器時代遺跡(八戸市)

気候

氷期が終わって後、地球全体で温暖化が進み、この頃の気温は現代よりも2~3度温暖でした。その結果、海水面が2~3メートル上昇し、海水が内陸に入り込みました。縄文海進と言います。これによって浅瀬のいい漁場ができ、漁労が進んでいきました。

生活

クリの木を植えたり、エゴマやヒョウタンなどの栽培や、豊かな漁場での漁労など、安定して食料を得られるようになり、人口が増えていきました。集落が拡大し、食料を保存するための高床式倉庫、使用済土器を処分する場所、遺体を埋葬する墓など計画的に造られていました。
日本中で貝塚が多く造られるようになり、津軽では前期中頃から現れ始めました。

 

この時代の主な土器

円筒式土器

前期は円筒下層式土器、中期は円筒上層式土器と分けられます。
その名の通り、バケツのような円筒形をしており、厚手で大きいものは1メートルを超えるものもあります。この頃から尖底、丸底から平底になっていきます。円筒下層式土器のシンプルな作りに対して、円筒上層式土器は豪華に装飾されています。
前期において、北緯40度付近を境に、東北北部には円筒式土器、東北南部には大木式(だいぎしき)土器が広がっていました。北部の円筒式土器は、徐々に南部の大木式土器の影響を受け、中期の終わり頃には、円筒形から曲線的なラインを持つ深鉢形やカメ形に、また渦巻文や磨消縄文といった模様が施されるようになりました。

円筒下層式土器 重要文化財
三内丸山遺跡(青森市)出土
青森県立郷土館
円筒上層式土器
三内丸山遺跡(青森市)出土
青森県立郷土館風韻堂コレクション

 

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